仔犬のしつけ教室 – Pappy Party-
犬が家族の一員として人間と楽しく生活するために、当院では子犬に社会性を身につけてもらうことを重視しています。
また動物病院で楽しい時間を過ごすことで、飼主の皆さんとワンちゃん達に病院を好きになってもらいたいと思っています。
パピーパーティでは、問題行動(無駄吠え、トイレのしつけ、追い鳴き、破壊行動等)に対する話や、予防(ワクチン接種、フィラリア予防、外部寄生虫の予防)の話なども致します。
動物病院でパピーパーティを行うことは、子犬にとって楽しい時間を過ごすとともに、 飼い主さんや動物病院のスタッフと信頼関係を築く良い機会になります。
愛犬とより快適に楽しく暮らすために、パピィパーティへ参加してみませんか?
- 対象:生後6ヶ月齢以内
- 日時:随時病院からご案内いたします(予約制)
2020年10月3日(土)パピーパーティのご報告 NEW!
夏が終わり、過ごしやすい季節になってまいりました☀️
今回のパピーパーティは、新型コロナウイルス対策の為人数制限をさせていただきながら開催いたしました!
今回は6組のご家族とパピーちゃんたちがご参加いただきました🐶
4ヶ月齢から9ヶ月齢で、ヨークシャーテリアや柴犬、大きさも様々な可愛い可愛いパピーちゃん達💕
みんな飼い主様大好きな甘えん坊さんたちで、サークルに放しても飼い主様の側から離れようとしませんでした🐶💓
柴犬ちゃんたちは楽しそうにじゃれあっております🐶
パピーの時期は飼い主様は不安なこと、心配事が絶えません💦
今回のパピーパーティでは、そのような悩みごとを少しでも解消できるよう、トレーナーの鈴木先生への質問タイムも設けました。
オーナー様からのご質問
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拾い食いが治らない
お散歩中に、道に落ちているものを口にくわえてしまうというお悩みを抱えていらっしゃる飼い主様。皆様も頷くご様子が伺えて、悩まれている方が多いようです💦鈴木先生のご回答
普段から噛んでいる物、咥えている物を離す練習をすることが大事です。
お散歩中にいきなり咥えた物を離させようとしても、それは本番でいきなり芸をさせるのと同じで、そう簡単に離させることはできませんので、普段からお家で練習することが大事だそうです。
お家でおもちゃなどを使って、放して欲しい時に「放せ」といいながらおやつを与えてたっぷ褒めてあげて覚えさせましょう。
拾い食いのしつけは、「おすわり」や「待て」などと同様に早めに教えてあげることで、誤食を防ぐことができます✨
しつけをする際は、わんちゃんがどこかへ行ってしまったり、癖がついたりしないよう、飼い主様がきちんとコントロールできる状態が理想的なので、リードをつけることをお勧めします🐶🌱 -
噛み癖が治らない
鈴木先生のご回答
犬は本来、犬同士で噛んで遊びます。
こうすることで、力の加減や社会性などを学んでいくのですが、その延長線上で人の手を噛んで遊んでしまうようです。
噛み癖を治す方法としては、絶対に手を噛ませないこと。手は噛むものではなく、ご褒美を貰えたり、自分のことを撫でてくれるものだと思わせる事が大事です。
噛もうとしてきたら手を遠ざけて、おもちゃなどを噛ませるようにしていくことで改善できるようです。
最後に、トリマーからグルーミングの重要性と、お爪切りや肛門腺絞り等お家でできるアドバイス、歯を触らせることに慣れさせる大切さについてお話がありました✨
1時間弱という短い時間でしたが、みんな時間が経つにつれて少しずつ動き始めたり、他のわんちゃんを気にする素振りなどが見えてきました💓
パピー同士で同じサークルの中で過ごすという機会はなかなかありませんので、わんちゃん達も飼い主様達もとても有意義な時間を過ごしていただけたのではないかなと思います。パピーパーティーを通して、より一層わんちゃんとの絆が深まることを、スタッフ一同心から願っております。
今回アドバイスをして下さったトレーナーの鈴木先生、ご参加いただいた飼い主様、誠にありがとうございました✨
2020年2月1日(土)パピーパーティのご報告 NEW!
今回のパピーパーティーは、9組のご家族様とわんちゃん達にご参加いただき、大変な賑わいと活気に満ち溢れておりました。
2ヶ月から9ヶ月齢で種類も大きさも様々なわんちゃん達が一斉にお顔を合わました。
パピー同士で触れ合うということは普段あまり出来ない貴重な時間なうえ、社会性を身に着けるには一番大事な時期でもあります。
個性あふれる性格も様々で、積極的に匂いを嗅ぎに行ってコミュニケーションを図る子もいれば、緊張して隅っこで全く動こうとしない子、自己防衛をして他のわんちゃんを近ずけない子がいました。
しかし、1時間程一緒に過ごしていくうちに、緊張していた子も徐々に輪に馴染んでいき、威嚇していた子も落ち着きが出てきて、最終的に打ち解けたご様子でした。
オーナー様からのご質問
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我が子はドッグランに連れて行っても走り周らず他の犬ともじゃれ合わず、隅っこで動こうとしない。本当に楽しんでいるのでしょうか?
鈴木先生のご回答
静かで大人しいという事は人との共生も容易で、飼い易いということです。
ドッグランは様々な年齢、大きさのわんちゃんがいる為無理せず、その子のペースで徐々に慣れさせていくことが大切です。
しかし、人としか関わっていないと、自分が犬という自覚が薄れ社会性が欠落し、人への依存度が高まるので、同じ位の月齢で集まれる今回のパピーパーティーはとても良い機会だと思います。
今回のパピーパーティーで普段見せないわんちゃん達の一面が見られ、皆様驚きもありましたが、とても楽しそうに眺めつつ、ご家族様同士で普段の様子や悩み事などの情報共有をされておりました。わんちゃんにとってもご家族様にとっても今回のパピーパーティーはとても有意義な時間になったと思います。
今後も更に幸福に、心豊かな人と動物の共生を築きあげるきっかけとなれば幸いです。
2019年3月9日(土)パピーパーティのご報告
今回のパピー・ジュニアパーティーは、秋田犬・ビーグル・チワワ・トイプードル・ミニチュアダックスフンドのワンちゃんにご参加して頂きました。
まずは、小型犬チームからサークル内でご挨拶です。
初めは、慣れない状況に戸惑いながらも、ゆっくり相手の匂いを嗅いだり、ワンちゃん同士コミュニケーションをとったり、中にはオーナー様の手元から離れようとしないワンちゃんなど様々なご様子でした。
最初は静かだったワンちゃん達も、徐々に追いかけっこしたりじゃれ合ったりと、とっても楽しい時間を過ごしました。
大型・中型犬チームは小型犬とは違い、じゃれ合い方が激しく小型犬のオーナー様はびっくりしておりました。
質問コーナー
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ペットフードを与えても直ぐに食べてくれない、食べムラがある、どうしたら食べてくれるようになりますか?
そのご質問のオーナー様は、試行錯誤をされ色々なものを与える傾向に陥りがちです。ワンちゃん自信も、「このフードを食べなくても次はもっと良いフードが出て来るかも!」と、益々食べ無くなってしまうという悪循環に陥ります。
もしもフードに興味を示さなかった場合はすぐに下げてしまう事。そうする事で、遊び食い等を防ぐ効果があります。目の前にフードが出て来たら直ぐに食べる、という事が野生動物の本来あるべき姿です。直ぐに興味を示さずにいてもお腹が空いたら食べるので、「今食べないと、フードが食べられない!」と学習させる事が大切です。
直ぐにフードを食べない事が可哀想、と思う気持ちも解りますが、パピー・ジュニア期にしっかりしつけなければ、成犬になってからもっと手を焼いてしまいます。
ワンちゃんとオーナー様の我慢比べのようになってしまいますが、根気強く続ける事が何事も大切です。 -
トイレのしつけが出来ない、色々な所で粗相をしてしまう。
まずはケージの中でしっかり排泄を確認してから、ケージの外で遊ばせます。お部屋の中を全面解放し、遊ばせると当然ワンちゃんはトイレが解らず粗相をします。
遊ぶ時間と、トイレの時間のメリハリを作ってあげる事が大切です。
決まった場所でしっかり排泄成功したらご褒美を与え、たくさん褒めてあげます。失敗しても怒ってはいけません。
「おしっこしたら怒られるんだ」と、ワンちゃんも勘違いしてしまい逆効果です。
しつけはとても大変ですが、パピー・ジュニア期にしっかりとした生活を築きあげる事で、オーナー様もより良いワンちゃんとの絆が生まれてきます。
普段の生活の中で、同じ月齢のワンちゃんと集まり触れ合う機会は少ないと思います。
パピー・ジュニアパーティーという貴重な時間の中で、少しでもオーナー様がワンちゃん同士遊ばせながらワンちゃんの社会性を身に付け、お悩みが共有出来て、更に情報交換の場となれば幸いと思っております。
ペットを飼育するという事は、様々な悩み・不安などがあると思いますが、その何十倍もの幸福と楽しさがあります。
今後も定期的にパピー・ジュニアパーティーを開催したいと思います!
お忙しい中、パピー・ジュニアパーティーにご参加して頂いた皆様、大変ありがとうございました。
2018年7月14日(土)パピージュニアパーティのご報告
今回は中型犬種の元気の良いわんちゃん達と小型のわんちゃん達が賑やかにご参加されました。
ワンちゃん同士が噛み合ったり、ハイパーテンションになった時の対処法を学びました。
人の脚に纏わり付いて噛む時は、リードを装着することでスキンシップしながら対処するとコントロールし易くなります。
人が手を振る仕草は、それがオモチャになって甘噛みしながら興奮するので、フードを1粒与えてすり替えて、褒める、撫でるを繰り返すことで対処します。
家庭内でもリードを装着して根気よく操ることが大切であることなどを学びました。
今回もおかげ様でとても有意義で楽しいお教室となりました。
2018年2月17日(土)パピーパーティのご報告
今回のパピーパーティーではチワワやトイプードル、MIX犬などの小型犬種が多い中、ラブラドールレトリバーのワンちゃんもご参加いただき大変盛り上がりました。
まずは、サークルの中でフリーにしてワンちゃん同士のご挨拶です。
最初は、オーナー様の元を離れないワンちゃん、サークルの端の方で様子を伺うワンちゃん、積極的にお尻の匂いを嗅ぎに行くワンちゃんなど、それぞれの性格の違いがみられ、オーナー様も普段の日常生活では中々見られない様子を楽しそうに見つめており、会話も弾んでおりました。
今回、鈴木先生に寄せられたオーナー様のご質問は
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玄関のチャイムの音、来客時の無駄吠え、噛み癖
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お散歩が上手に出来ない(歩いてくれない)
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ブラッシングなどお手入れを嫌がる
などの小さいうちにしっかり直さなければいけない問題ばかりでした。
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無駄吠えや、噛み癖などの問題行動には天罰法という方法があり、ワンちゃんが問題行動をした際に大きな物音を出して、ワンちゃんをびっくりさせて止めさせる。それを繰り返す事により、吠える・噛む=嫌な音がする。
びっくりする事を認識させ、問題行動を防ぐことが出来るそうです。 -
「お散歩が上手く出来ないので、小型犬だしお散歩は無理にしなくても良いの?」という、ご質問もありました。
お散歩が苦手なワンちゃんには、まずお外に慣れさせる為人通りの少ない道を歩く練習、リードや胴輪に慣れさせていく事から始め、少しでも歩けたら褒めてご褒美を与えるなど、少しずつ訓練していくことが大切です。やはり、いくら小型犬でもお家の中だけというのはワンちゃんにとってストレスであり、何よりお外の環境に慣れないと社会性が身に付かず、家族以外の人、他のワンちゃんに吠えてしまう、などの負の連鎖が起きてしまうとの事でした。
お散歩中は、ワンちゃんをリードで繋いでいる為、比較的リードでコントロールし易く、知らない人に飛びつく・吠えるなど問題行動をした際にはリードをグッと引っぱり、駄目だという事をしっかり教えましょう。
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ご自宅でのワンちゃんのお手入れ(ブラッシング、爪切りなど)を上手く行なうコツは、例えばブラッシングをすると嫌がって暴れてしまうワンちゃんには、無理矢理押さえ付けるまでブラッシングすると、逆に嫌な思い出になってしまいブラシを持っただけで逃げてしまうなど逆効果になってしまいます。
そこで、部分的に分けて今日は足1本、次の日はお顔、また次の日は胴体など小分けにブラッシングすることで、ワンちゃんへの負担も軽減されます。
ブラッシングが上手にできた時には、必ずご褒美をあげてたくさん褒めてあげましょう。
普段は、同じ様な年齢のワンちゃん同士が一緒に接する機会も少ないと思います。その中で、このようなパーティーはとても貴重で、オーナー様自身もワンちゃんを育てていく中で不安に思う事、どうしたらいいのかわからない事もたくさんあると思います。
パピーパーティーでは、ワンちゃんが社会性を身につける場でもありますが、オーナー様同士情報交換ができ、悩みなど相談できる貴重な場だと思います。
どんなしつけも、日々のワンちゃんとオーナー様の信頼関係がとても大切です。日頃から、しっかりとコミュニケーションを取り、褒める時はたくさん褒めてあげ、叱る時とのメリハリをつけましょう。
最後に獣医師からワクチン接種、ノミ、ダニ、フィラリア予防、去勢・避妊手術のご説明をさせていただきました。予防の大切さや大切な家族の一員であるワンちゃんに長生きしてもらう為、私達が出来ることなどお話しさせて頂きました。
トリマーからは、ご自宅で出来る爪切りや耳掃除などの簡単なケアの方法、トリミングのタイミングなどをお話しさせて頂きました。
今回のパピーパーティーで今後のワンちゃんの関係がより素敵な関係になりますよう、スタッフ一同願っております。
2017年4月22日(土)パピーパーティのご報告
今回はとても小さな可愛いワンちゃん達が参加されました。
普段ワンちゃん同士で接する機会が全く無かったご様子で緊張気味でした。
オーナー様から噛み癖の治し方について
先生からのアドバイスは、噛んで良いものといけない物を理解させる事が大事。
例えば、手に噛み付いて来たら手にキンカンを塗るなどして嫌な臭いを付けて、手を噛む=嫌な臭いがすると認識させて噛み癖を直す。
小さい頃からドッグランに行き、知らないワンちゃんや人々と触れ合い慣れさせる事の大切さを教えていただきました。
最初はオーナー様の所に行きたくて鳴いていたワンちゃん達でしたが、徐々に追いかけっこを始めたり仲良くなっていき、 それを見たオーナー様達も自然と笑顔になりとても楽しいパピーパーティーでした。
2016年12月10日(土)パピーパーティのご報告
12月10日土曜日、澄み切った冬晴れの日、恒例のパピーパーティーが開催されました。
犬種も様々なかわいい4頭が参加されました。
普段とは違う環境で他のワンちゃんと触れ合うことで、今までオーナー様が気付かなかった「この子にはこういう一面があるんだ」という発見や驚きがたくさんありました。
今後のしつけの対策にして欲しいという鈴木先生の言葉通り、うちの子意外と物怖じしないタイプなのね~、やんちゃだと思ってたけど、人見知りするんだ~といった新しい発見や感動をされていました。
フリートークでトイレの失敗について質問がありました。
鈴木先生からのアドバイスはゲージから出してフリーにすると我慢していたのだから粗相するのは当然。
フリーにせずに、必ず粗相してもいい場所に連れて行く。寝起きやごはんの後など粗相をしそうなタイミングにも同じように連れて行き、その場所にとどまらせ、成功したら褒めてフリーにする。その癖をつけるよう一種の我慢比べをし、オーナー様が辛抱強くあることが大事ということでした。
また、おもちゃやおやつを上手に使いながら、おすわり、待て、(おもちゃを)離せ、伏せ、などを教えて頂きました。教えてもらった途端に上手に出来たワンちゃんに皆さんから歓声の拍手が上がる、そんな一幕もありました。
トリマーからお家でシャンプーをする時の注意点などのスキンケアワンポイントアドバイスや獣医師から健康管理をしていく上での大切な点などの話しもあり、盛りだくさんな内容と楽しいおしゃべりであっと言う間のパーティーパーティーでした。
初めはオーナー様の所に帰りたがっていたワンちゃんも徐々に他のワンちゃんとスキンシップがとれるようになっていく姿が印象的でした。
今回、実際に鈴木先生のアドバイスによりみちがえるように変化したワンちゃんを見て、しつけに対して積極的に取り組む大切さ、また楽しくしつけをすることによってオーナー様とワンちゃんとの絆を深めることができ、とても有意義な時間となりました。
2016年3月26日(土)パピー、ジュニアパーティのご報告
少し肌寒いながらも晴天に恵まれた3月26日土曜日、恒例になりましたパピー、ジュニアパーティが開催されました。
今回は生後6ヶ月齢までのパピークラス、生後6ヶ月以上1歳までのジュニアクラスに分かれて、それぞれ楽しい時間を過ごしました。
パピークラス:
初めは緊張した表情でオーナー様の足元から動けなかったパピー達。
しかし1匹のワンちゃんが他のワンちゃんの匂いをかぎに行ったのをきっかけに他のワンちゃん達も一緒に走ったり、部屋の隅々を探検するようになるようになりました。
この時期にワンちゃん同士挨拶をさせることはとても大切と鈴木先生から教えていただきました。
また、大抵のパピーオーナー様が経験する、トイレトレーニングに関して具体的なアドバイスやを噛みグセに対処する方法など実際的なアドバイスを頂き、皆さん真剣に耳を傾けていました。
短い時間でしたが、ワンちゃん同士はもちろん、鈴木先生を交えてオーナー様同士の会話も盛り上がり、帰りに『とっても楽しかったです』という言葉をいただけた賑やかで有意義なパーティとなりました。
ジュニアクラス:
サークルに入ったばかりの時は飼い主様の前から動こうとしなかったワンちゃんも時間がたつと共に少しずつ動くようになり、お互いに匂いを嗅ぎあったり戯れたりととても微笑ましいご様子でした。
サークルに慣れてきた頃、一頭一頭の様子を見ながら鈴木先生のトレーニングの指導が始まりました。
無駄吠えをしてしまう子に対して、リードを引っ張る強さで示すことが大切ということや、お散歩が苦手なワンちゃんにオヤツを使って褒めながらお散歩に段々と慣らすことが必要であることを教えていただきました。
躾けをするときは叱るだけでなく、褒めて伸ばすことが大切であること、失敗しても何度も根気よく地道に続けることが大切ですと熱心に教えていただきました。
途中、狂犬病、フィラリア、混合ワクチンの時期や予防の大切さについて獣医師よりお話させていただきました。
その後、トリマーよりお家でのブラッシング、爪切りといった簡単な日頃からのお手入れの仕方やポイントをお話させていただきました。
今回のパピー、ジュニアパーティ共に、多数のご応募、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。
2015年5月23日(土)パピージュニアパーティのご報告
5月23日の午後さわやかな晴天の中、元気いっぱいの可愛らしいわんちゃん同士「はじめまして」のご挨拶からスタートしました。
積極的に他のワンちゃんの臭いを嗅いだり、隅の方でジーッとしてちょっと緊張気味のワンちゃんもいました。
しかし時間が経つにつれ、大人しくしていたワンちゃんも徐々に他のワンちゃんに上手にご挨拶ができるようになったり、ごろんと仰向けになってお腹を出して遊びを誘うような仕草をするワンちゃんも出てきました 。
鈴木先生曰く、ワンちゃんには生後3〜14週齢が、人間社会、犬社会に慣れていく為の大切な社会化の時期になのでお散歩へ行き、他のワンちゃんと 触れ合う事が大切とのことでした。
☆トイレトレーニングと噛み癖を直す方法についてのアドバイス
○トイレトレーニング方法
ワンちゃんに一定の生活リズムを作り、普段はケージに入れておき、時間を決めてトイレに出し、トイレは1カ所のみにする。
○噛み癖
「天罰方式」といい、ワンちゃんが足を噛んだら気づかれないよう大きな音を出して驚かせ、噛む事をやめさせる。ただし即効性はあるのですが、回数を重ねる毎に効果が薄れてしまうこともあるので適切なアドバイスが必要です。
鈴木先生は1頭1頭を大切にオーナー様に適切なアドバイスをされていました。
今回のパピーパーティでも、しつけを通して適切な主従関係を小さな頃に築くことの大切さがよくわかりました。
オーナー様と鈴木先生の間で活発に質問が飛び交い、終始にぎやかなで楽しい時間をワンちゃんと共に過ごす事ができました。
2014年8月30日(土)パピージュニアパーティのご報告
8月30日(土)朝まで降っていた雨もやみ、8月にしては涼しい気候の中、可愛くて元気なワンちゃん達が参加してくれました。
ゴールデンレトリバーや人気のトイプードルなど犬種も大きさも様々、またしつけにお困りの成犬のオーナー様のワンちゃんも見学参加されました。
トレーナーの鈴木先生より「パピーのうちに人間とだけの関わりでなく、チャンスがあれば同じ位の年齢、大きさのワンちゃんと会わせた方が良い」、「自分のワンちゃんが街中で他のワンちゃんと会った時にどんな対応をするのか知っておくことが大切」とのことアドバイスを頂き、サークルの中でワンちゃん同士、ご挨拶の時間となりました。
積極的に他のワンちゃんのおしりの臭いを嗅ぎにいくワンちゃんもいれば、他のワンちゃんの臭いを嗅ぐのは好きだけど、自分が嗅がれるのは苦手なワンちゃん、ワンちゃん同士で遊ぶよりオーナー様の元に帰りたいとアピールするワンちゃんなど様々な反応が見られました。
鈴木先生がそれぞれのワンちゃんに対するアドバイスをして下さり、またよく観察し必要な時はサークルから出して一度オーナ様の元へ、落ち着いたらまたサークルの中へを何度か繰り返すうちに落ち着いて他のワンちゃんと遊べるようになったワンちゃんもいました。
またしつけの基本である「ほめること、しかること」についても、褒める時のご褒美としておもちゃやおやつを使ってもいいが、最終的には言葉や優しくいい子いい子と撫でてあげることで十分ということでした。
しかる時には「イケナイ!」などシンプルな言葉をかける。
しつけはキャッチボールと同じなのでワンちゃんも理解できていればそれに対する反応を返してくるはず。
とのお話しがあり、オーナー様方も真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
短い時間でしたが、とても有意義で活発なパーティとなりました。
2013年11月16日(土)パピーパーティのご報告
11月16日(土)、気温は低めでしたが、とても気持ちのいいお天気の中、ワイマラナー、北海道犬、ダックスフンド、トイプードル、MIX犬と、犬種も体格も異なるとっても元気なワンちゃん達が参加してくれました。
体格は大きいけれど、初めて会うお友達に緊張して尻尾が下がってしまうワンちゃんもいれば、新しいお友達にとっても喜んで積極的に遊びに行くワンちゃん、 ずっとオーナー様を見つめてオーナー様の元へ戻りたいアピールをする、など様々な反応が見られましたが、時間が経つにつれ最初は怖がっていたワンちゃんも他の ワンちゃんに興味を示し、 少しずつじゃれあおうとするようになっていました。
後ろ足で立って色々な所を前足で引っ掻いたり、飛び跳ねてしまうといった行動にお困りのオーナー様には、トレーナーの鈴木先生より「子犬の頃は言葉で言っても警戒するので、 褒めるのが大事。
してはいけないことを教える時は、『天罰方式』(良くない行動をするとその瞬間嫌なことが起こる)が有効」とアドバイスがありました。
実際にサークルを掻き始めた瞬間に鈴木先生がサークルを揺らす事で、ものの見事に同じ行動をとる事がなくなりました。
最後に、鈴木先生から「子供の時は褒めるのを主体に。叱る時は天罰方式か、リード、首輪を引く事が有効です。
ワンちゃんも色々と考えているので慣れないように加減しながら、 根気よく叱る。
ワンちゃん本人に悪い事をしたら嫌なことが起こるということを教えます。
叱った後ワンちゃんが神妙な顔をしていることが大事です。」 と、しつけについてのアドバイスをして頂きました。
他にもトイレのしつけ方、甘噛みの対処法等色々と教えて頂き、大変有意義なパーティーとなりました。
2013年4月20日(土)パピーパーティのご報告
4月20日(土)外は肌寒い雨のなか、可愛くて元気な7頭のワンちゃん達が参加してくれました。
ジャックラッセルテリアの男の子やティーカッププードルの女の子など犬種もさまざま、体格もかなり差があります。
また、しつけにお困りのオーナー様のワンちゃんも見学参加されました。
初めて会うお友達に、最初は少し緊張している様子のワンちゃん達。
トイプードルの男の子は、お友達のワンちゃんよりも飼い主さんのもとに帰りたいと飛び跳ねます。
トレーナーの鈴木先生いわく「最近のワンちゃん達は犬同士で遊ぶよりも、飼い主さんの近くにいたがる傾向にある」ようです。
時間が経つにつれて段々と慣れてきたのか、無邪気にじゃれあう姿も見られる様になりました。
そんな様子をサークルの外から、オーナー様達は微笑ましく見つめ、声援をかけていました。
はしゃぎすぎて疲れてしまったのか、最後にはワンちゃんの動きが鈍くなってしまっていました。
最後に鈴木先生から、しつけについてのアドバイスをしていただきました。
オーナー様から「悪さをした場合は、どのようにしたらよいのか」という質問に、鈴木先生は「必ずその場で叱ること。ワンちゃんに響く叱り方をしないと意味がないのです。
時間が経ってからいくら叱っても、ワンちゃん達には何が悪いかわからないんです。」
とタイミングの重要性を教えてくださいました。
他にもオーナーの皆様から、たくさんの質問が寄せられ、大切な家族の一員となるワンちゃん達の為に皆様一生懸命でした。
2011年8月20日(土)しつけ教室のご報告
8月20日(土)、猛暑のピークが少し過ぎた頃、当院にて”パピー&ジュニアパーティ”が開催されました。
今回参加してくれたのはパピークラスがミニチュアシュナウザー(3ヶ月齢)、ミニチュアダックス(4ヶ月齢)、
ジュニアクラスでミニチュアシュナウザー(6ヶ月齢)のワンちゃん達です。
はじめは緊張でどうしていいか分からなかったワンちゃんたち。
「犬同士で遊ぶ」ということを理解するまでに各々時間がかかっていた様子。
トレーナーの先生いわく、「あきらめさせることも大事」との教え。
特に小型犬は飼い主さんが近くにいると抱っこを要求しがちで、なかなか犬同士の輪に入れません。
そこで甘やかさず、時間をかけて遊ぶことを教えてあげることも大事なことなのだそうです。
普段は見せない一面を、このしつけ教室を通して見せてくれたワンちゃんたち。
自分たちが「犬」であることを改めて認識する機会となったようです。
2011年2月19日(土)しつけ教室のご報告
2月19日、当院にてしつけ教室が開催されました。
今回、東京では珍しい超大型犬種のグレーハウンドのパピーと、しつけにお困りのポメラニアンのワンちゃんが参加しました。
グレーハウンドは、成犬になると体重30~40kgちかくまで大きくなり、子犬の時点でも十分に人が振り回されてしまいます
今回参加してくれたワンちゃんも生後3ヶ月齢で体重が20kgありました。
今後、一緒に生活するにあたって大事な社会性と、お散歩や基本的なしつけ(マテやオスワリ)のトレーニングを通して、人と犬との正しい関係のあり方を鈴木先生から教えて頂きました。
ポメラニアンのワンちゃんはお散歩が苦手、ということで今回はお散歩レッスンをメインに教えて頂きました。
どうしても室内のみで生活しがちになってしまう小型のワンちゃん。
今回参加してくれたワンちゃんもなかなか歩けないのが悩みで、ついつい家にこもりがちとのことでした。
鈴木先生いわく、本来は外が大好きな動物なので5分でも外に出てお散歩したり気分転換をさせてあげることはしつけの面(ムダ吠えやイタズラ)でもとても大切とのこと。
少しずつできるよう、飼い主さんと一緒に実践しながらお勉強しました。
今回初めてトレーニングを受けたワンちゃんたちですが、先生がリードを持つと魔法にかかったようにぴったりとついて歩いたり、目を見て合図を待ったりしていました。
ワンちゃんだけでなく、飼い主さんにも実りの多い、充実したしつけ教室となりました。