病院トピック

〜 明大前動物病院日記 〜

ガトの捜索記 その2 2007年07月06日(金)

  【直後の行動】
ガトを見失った直後はかなりパニックになっており、「どうしよう、どうしよう、ガト。ガト」と叫びながらオロオロしていました。見失った付近の猫好きなIさんが、「うちのほうかしら。どうぞ入って捜してみて。」と声を掛けて頂きすぐに通路や庭を捜しましたが、どこにも見当たりませんでした。
また、すぐそばの踏切近くの自宅前で砂遊びをしていた女の子にも「ここに猫が来なかった?」と聞くと見ていないという返事。その時点で道路も踏切も渡っていないと思い込んでしまいました。
後で考えるとガトを見たという男性の名前も連絡先も聞いていなかったことが失敗でした。
その時にガトがどこへ逃げ込んだか(どのお宅へ飛び込んだか)を聞くことをしなかったため、後々捜索の時にエリアが絞り込めない状況になってしまいました。

動物病院の先生になにかアドバイスをいただこうと病院へ立ち寄りました。
先生は「近くにジッとしていて遠くへは行っていないはず。捜すなら建物と室外機の間の狭いところとか。まずはチラシを作って付近の方に知ってもらい情報をもらった方がいいです。」と

急いで自宅へ戻り、泣きながら取り急ぎ30枚ほどのチラシ(A4)を作成しました。
見失った付近のお宅へチラシをポスティングし道行く方にも聞き込みをしました。
また電柱にポスター(ビニールに入れ)を目立つように貼りました。
雨が降り始めた12:30頃には主人が帰ってきてくれ、一緒に捜し始めました。
次第に雨がひどくなり駅の近くのため踏切もひっきりなしで猫の鳴き声なんて全く聞こえない状況でした。

夕方まで捜しましたが、何の手がかりもないまま動物病院に再度相談へ。
「逃げた場所の近くにいると思うけど、おそらく今日はジッとして動かないはずだから無理でしょう。見つかるまでには1週間から10日間はかかるかもしれない。」
「えっ!1週間!そんなに・・・(@_@)」愕然としました。

この日は23時頃まで捜しました。
夕方から降り始めた雨は雷の鳴る豪雨で心配と後悔が押し寄せてきました。
私がちゃんと扉を閉めたことを確認しなかったばかりに・・・後悔ばかりでした。「この大雨の中どこにいるのだろうか。ビショビショに濡れて風邪なんて引いていないだろうか。」と眠れない1日目が過ぎました。
 


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