病院トピック

〜 明大前動物病院日記 〜

楽天トラベルペットホテルの取材 2008年04月21日(月)

  楽天トラベルペットホテルのブログに当院が紹介されました。
ペットホテルのご予約と一緒に1日ドックドックという健康診断付きの体験プランが紹介されました。

http://plaza.rakuten.co.jp/kinsuzu/diary/200803260000/
 

当院で人工授精により無事元気なシーズーの赤ちゃんが誕生しました! 2008年04月02日(水)

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春になり、嬉しいニュースが届きました!!
5歳になるシーズーのマーちゃんが、3頭の仔犬のお母さんになりました。

今年1月も初めの頃でした。マーちゃんの飼い主さんとお友達のゴンザレスくん(シーズー・1歳)の飼い主さんが揃ってお見えになり、たっての希望で二匹のワンちゃんの間で赤ちゃんがどうしても欲しいということで人工授精をすることになりました。

最初はあまり乗り気でなかったゴンザレスくんでしたが、一生懸命頑張ってくれたおかげで、2月に無事マーちゃんの妊娠が確認されました。犬の妊娠期間は60日と人間に比べると大変短いものですが、マーちゃんはその間とても元気で飼い主さん家族の愛情に包まれ穏やかに過ごすことができ、胎児の成長も順調でした。

予定日は3月12日でしたが、その日はそういった気配もなく過ぎ、翌13日にも出産の気配なく終わり、周囲が心配し始めた14日朝から産気付き初めお昼間近に1頭無事に出てきました。その後夕方までかかりましたが、女の子が1頭、男の子が2頭の全部で3頭の赤ちゃんが元気な産声をあげました。

出産後マーちゃんはすぐに回復し、母乳の出もいいようで子供達はスクスクと元気に育っています。150gだった体重も500gまで増えました。
子供達は授乳期間が終わったら、マーちゃんとゴンザレスくんのもとに1頭ずつ引き取られ、もう1頭もシーズーを飼ってらっしゃるおうちに行くことが決まっています。みんなそれぞれ幸せになって下さいね。
 

ペットの送迎 安心ハイヤー(シーエフサービス社) 2007年12月07日(金)

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遠方からお越しの方、大型犬をお連れの方、飼主さんの体調が優れない時などで、車が必要な方に嬉しいお知らせです。

以前から、ご利用頂いている方もいらっしゃいますが、ペットのハイヤーがあるのをご存知ですか?

タクシーを使うよりも低料金で、東京のみならず、関東全域、必要とあればもっと遠方まで送迎してもらえます。1台のワゴン車貸切りとなりますし、もちろん飼主さんにも同乗して頂けます。

当院専任の運転手の方は非常に動物好きで、扱いにも慣れており、常にワンちゃんネコちゃんの気持ちを考えて運転してくれますので、車に慣れていないワンちゃんやネコちゃんも安心です。

また、病院に到着してから待っていてもらう事も可能です。

お気軽にご用命下さい!!

※事前の予約が必要となります
 

7月24日の目覚ましテレビに下重彰子先生がインタビューされました! 2007年08月21日(火)

  7月24日の早朝のフジテレビ8チャンネルの目覚ましテレビに下重彰子先生がインタビューされました!
番組内容は8月9月と日本航空と全日空の機内に短頭種のワンちゃんが同乗できないという問題に対してコメントされています。
 

ガトの捜索記 その6(最終章) 2007年08月08日(水)

  ■ くじけそうになったら
・ 迷子になってまず4日目あたりで1回目の不安が、7日目より希望より絶望感が大きくなるが、ここは頑張って乗り越える。
  ※『れすきゅー隊迷子猫迷い猫掲示板』を読んだり、書き込みをして励ましてもらう(ごめんなさい)
・ 皆さんのアドバイスの通りポスティングやポスター貼りをしてもすぐの目撃情報はないが、焦らない。目撃情報があるまで、とにかく待つ。絶対帰ってくると自分に言い聞かせる。
・ 捜索していると「もう誰かに飼われているんじゃない。」「見つけるのは無理でしょ。」と声をかけられることが多い。このセリフはかなりショック。しかし皆さんは飼い主のことを心配して下さっているので、ここは聞き流す。(逆の立場だったらこのセリフは絶対禁句)
・ いなくなった場所を中心に円で範囲を確認し、そこを重点的に何度でも捜索する。
・ ペット探偵さんにお願いするのも1つの手段だと思います。どこまで行なって頂けるか、何をやって頂けるかはその方次第ですが、猫を捜すスキルを持っておりプロのノウハウで的確に捜索することができる。何より一緒に必死になって捜してくださる姿には大きな勇気と希望をもらえます。私たちはお願いして大変心強かったです。

■ 迷子猫を想定して
・ いつ何時、我が家の猫が迷子になるかわかりません。首輪やタグで名前や連絡先を付けておいた方がよいと薦められました。特に茶トラ、キジ、黒、など
・ 病院などやむを得ず外に連れ出す場合はキャリーケースなど確実に閉じているのを確認する。できれば洗濯ネットに入れてからケージにいれると安心です。(^。^;)

■ おまけ(^^; (捜索期間の私の思考)
・ いなくなった直後は名前を呼ぶと幻聴(鳴き声の返事)が聞こえる。(@_@)
 4日目あたりから幻聴は聞こえなくなり不安にもなりますが、逆に耳が研ぎすまされます。
・生体反応が分かるカメラや赤外線カメラが欲しいと思い始めるが、それは映画の中だけなので不可。
・ 警察犬など訓練した犬に捜索をお願いしたいと思いつくが返って猫が逃げる可能性があるので不可。
・ 霊能力者に霊視してもらい、エリアを絞り込みたいなどと考え始めるが、現実的ではないので不可。

最後に・・・
  ご近所と皆様に「見つかりました。」とお礼をするところをシミュレーションする。
  絶対帰ってくると思い、『保護までの詳細』の報告を執筆することをシミュレーションする。
  何より思考を前向きにする。

 今回の件に関しては地域の皆様や掲示板の書込みの暖かい励ましやご協力を頂き、言葉に言い尽くせない程の感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。

この掲示板を利用させて頂き本当にありがとうございました。
迷子の猫ちゃんたちが一日でもお家に帰れますように心よりお祈りいたします。
 

ガトの捜索記 その5 2007年07月30日(月)

  翌日(6月20日(水))
主人と二人でガトを病院へ。(私一人だとまた逃がしてしまう恐れが・・・と心配して・・・(^_^;))
体重は5.15Kgと、いなくなった日から1.25Kg減っていました。
本当に飲まず食わずで11日間過ごしたようでした。
(人間で言うと-12.5Kgのスーパーダイエット・・・今だから言えるけどちょっと羨ましい)
血液検査の結果、脱水症状と軽い腎不全で、点滴と抗生物質の注射。今から入院はかわいそうなので、明日から入院することに。(ちょうど私が木曜から土曜まで出張だったので入院にしました。)

6月23日(土)退院の日
 2日半ぶりに病院へ迎えに行った時は、私の声が分かったとたん大声で鳴き始めました。
 (お母さんだと分かって鳴いているなら、なぜ11日間もじっとしていたのか??と苦笑い)
 数日熱があったものの、脱水症状も心配いらないと言われました。
熱が続いたので感染症(猫エイズなど伝染病)に掛かっている恐れがあるかもしれないということで、1週間後に診ていただくことになりました。

最後に先生から驚きの話があると言われました。
「3ヶ月も治らなかった膀胱炎の炎症がすっかりなくなってきれいになっている。」
ガトは自分自身を荒療治したのでしょうか。

【これから迷子猫の捜索をする方へ・・・参考になれば幸いです】

■ ポスターとチラシ
・ 電柱用のポスターをとにかく早く用意(A4サイズに4つ並べる)し、できるだけ人の目に触れるよう貼る。貼る場合も剥ぐことを考えて四隅のみカラーの布テープ(赤、または黄色)で貼る。濡れても剥がされても何度でも貼り替えるつもりで。
・ ビニールなどで保護しないほうが良い。汚いままだと付近の方の関心度が低くなる。
・ ポスターはA5(電柱用)かA6(ポスティング用)サイズ。とにかく目立つように、でもうるさくないように。最初は具体的な内容にし、数日経ったら猫の写真(背景は除き猫だけにした方がよいらしい)と連絡先のみにしシンプルにする。
・ 原稿を作成したらコンビニなどでA3に拡大カラーコピーをする。
※自宅のインクジェットで頑張って印刷するよりコピーの方が焼き付けされるので持ちが違う。また印刷の時間短縮、インク代、用紙代の節約になる。(ちなみにampmでは50円/枚 安い所では25円/枚)

■ 捜索時間帯と捜索場所
・ 場所にもよりますが日中は人通りや交通量が多いところでは出て来ないため猫が活動する時間帯に捜索する。ベストな時間は22:00〜29:00(5:00)ではないかと・・・
・ 日中はポスター貼りや聞き込み、隠れていそうなお宅の庭に(菓子折りなどを持って)入らせてもらう。
・ 狭い建物と塀の間、建物と室外機の間、植え込みの中 など
・ 以下のような思い込みは避ける
・  地域猫がいる場所や猫だまりの場所=いない(猫だまりの近くにいたので)  
・  線路や大きい道路を渡らない=いない(終電後や深夜は静かになるため、移動する可能性は大)
・  犬がいるお宅(室内外)の付近=いない(これも決めつけない方が良い。)

■ 捜索の際持参するもの
・ チラシ/布テープ/懐中電灯/大きめの洗濯ネット(保護した際に入れる)/好きな食べ物/好きなおもちゃ/望遠鏡(見つけても駆け寄らないように)
・ 自転車またはキックボード(音がでない乗り物) 目撃情報があった場合すぐに駆けつけられるように
※ちなみに私たちはすべて歩きでしたのでかなり疲れました。

つづく
 

ガトの捜索記 その4 2007年07月23日(月)

  9日目:6月17日(日)晴れ
捜索/午前1:30〜3:00 6:30〜7:30 
19:00に猫探偵さんがバイクで現れました。自己紹介もそこそこに捕獲機のセットの仕方など説明を受け、続いて直接捕獲した際の洗濯ネットへの入れ方など実践しながら教えて頂きました。また私のガトを呼ぶ声を録音し、探偵さんの捜索道具に。手作りの道具の説明と真摯な態度で充分理解でき、この時点ではっきり猫探偵さんへお願いする決心がつきました。

契約をかわし、20:00には逃がした場所と見失った付近で状況説明。電柱に貼るチラシの色合いからレイアウト、また貼り方にいたるまで指示をいただきました。流石プロと感心しました。
23:30まで3人で捜索。

10日目:6月18日(月)曇りのち晴れ
捜索/ 20:00〜24:00  猫探偵さんは朝6:00まで捜索  
チラシをA5(80枚)、A6(160枚)カラーコピーしポスティング
私は他に何か出来ることは・・・と猫が帰ってくるおまじない(3種類)をする。

11日目:6月19日(火)曇り
捜索/ 午前3:00〜6:00 15:00〜16:00 19:00〜20:00 
会社を休み終日捜索
猫探偵さんと22:00からのスタートでしたが、深夜と早朝の捜索の疲れがでて私はこの時間は休み、深夜がんばろうと自宅にいました。捜しに行かなくては見つからないとは解っていましたが、全く目撃情報がないため多少自暴自棄になっていました。(ダンナ様ごめんなさい。)

【保護の時】
22:30過ぎ主人から携帯に電話が。「ガトがいる!ガトに間違いない!ガト、ガト・・・ガト」と電話越しに呼ぶ声。
急いでその場に駆けつけた時にはガトは必死に大きな声で主人の呼びかけに応えておりそれは尋常ではない鳴き方でした。
ガトがいる場所は建物とブロック塀の間でとても人間が入れる場所ではありませんでした。
私はやっと見つかったという安心感と保護できなかったらという不安感でいっぱいでした。

それを察した猫探偵さんが「焦らず落ち着いて。時間をかけていいから今確実に捕まえないと」と。
「また必死に名前を呼ぶと猫は追われていると思い、逃げてしまうので間隔をあけていつも呼ぶように優しく名前を言ってあげて」とその時を的確にアドバイス。

色々な方向から回り込み、やっと私が目にしたガトは1.6mのブロック塀の上に「ニャア〜」と鳴いて座っていました。
「ガト・・・ガト・・・」と呼びかけゆっくり近づき、持っていた鰹の生節を差し出すと隣接していた階段の方へ寄ってきました。安心したのか喉をゴロゴロ鳴らしていました。

鰹を小さくちぎって階段の1段毎に下の段へ置くと喜んで食べてくれました。とにかく私の手が届くところまで近づかせ、夢中で食べているガトの右手を掴み一気に抱き寄せました。急いで主人が洗濯ネットを広げ、ガトを入れ無事に保護!
「ガト〜、ガト〜。・°°・(>_<)・°°・。」
すでに号泣していた私にガトが潜んでいたらしきお宅の方が「良かったね。」と声をかけてくださいました。
保護できた時刻は23:08でした。抱き上げたガトは少し軽くなっており、鳴きすぎたせいで声は枯れ気味でした。

決め手は電柱のポスターを見て頂いた方からの通報でした。
ガトを見かけた時、近くにあった電柱のポスターを剥がし電話をしてくださったようでした。
「黒猫で足が白だけど、大きくないよ。顔は確認していないけど。」と言っていました。幸いなことにこの方も猫好きらしく、主人が駆けつけるまで煮干しをあげて逃げないようにしていただいていたと聞きました。

発見場所は、重点エリアから外した場所でした。線路は渡らないのではと最初に思い込んでいたために、それほど巡回しなかった場所でした。(結果的には線路を渡っていたことになるのですが。)
それも見つかった場所は最初にケージから飛び出した所に近く、まさに皆さんのアドバイスの通りでした。

急いで自宅へ連れて帰りたかったのですが、探偵さんの儀式(保護した記念撮影)があり、すぐとは行きませんでしたが、一緒になって喜んでくださいました。
帰って来たガトの毛並みはバサバサ、白かった手足は泥だらけ、火傷を負っていた肉球はかさぶたになってかなり痛々しい姿でした。浴室に置いているいつもの水をすぐに飲みにいきました。しばらく膝の上で丸まり自分自身を落ち着かせているようでした。

保護出来たので猫が帰ってくるおまじないの1つ(「立ちわかれ いなばの山の 峯におる 待つとしきかば 今帰りこん」の句のうち上の句を紙に書き、エサを入れているお皿の下に置きます。帰って来たら、上の句を書いた紙に下の句を書いて燃やします。)を実行し完了させ、長かった捜索期間が終わりました。
 

ガトの捜索記 その3 2007年07月17日(火)

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[最初に作成したポスター記載の情報]
特徴がわかる写真、名前、年齢、体重、逃げた日時、逃げた場所(地図入り)、連絡先

2日目:6月10日(日) 雨時々曇り

雨が止む時を見計らって何度も捜しに行き、チラシがなくなっては印刷(100枚)を行いました。
Webで「迷子猫 捜し方」や「迷い猫 捜索」など何か方法はないかと必死で検索しました。
このときに『れすきゅー隊迷子猫迷い猫掲示板』を知り、早速「帰ってきた迷子猫たち」を読み、何かできることはないかと探しました。
皆さんの書込みを読めば読む程同じ辛さと、いつの日かガトも帰ってた報告ができるのだろうかとう不安で涙が溢れて止まりませんでした。(T.T)

そして、保健所、警察、愛護センター、近くの動物病院などへの連絡が重要であることを確認しましたが、日曜なので明日の月曜にしようということに。私たちは何をする気もおきず、当然仕事にもならないといことで明日は休みを取って終日捜索することにしました。

3日目:6月11日(月) 曇りのち晴れ
早朝から深夜まで捜索。また保健所、警察、愛護センター、近くの動物病院などへ連絡。
動物病院のスタッフの方々も勤務の合間の休憩時間に捜索して頂きました。

4日目:6月12日(火) 晴れ
早朝の方が猫の活動時間ではないかということで5:30〜7:00まで捜しました。
捜索/夜〜深夜 ポスティングの範囲を広げ、この日まで200枚ほど投函。

5日目:6月13日(水) 晴れのち曇り
夕方ポスティング50枚ほど投函 早朝の捜索。主人は仕事を休んでくれ終日捜索。 

6日目:6月14日(木) 曇り
捜索/2人で終電後の深夜1:30〜2:40(静かな方が捜しやすい)

7日目:6月15日(金)晴れ
捜索/2人で終電午前2:30〜3:40 夜19:00〜 23:00〜 
何の目撃情報もないまま1週間が過ぎてしまいました。
段々夫婦の会話も少なくなり、何をしても楽しくなく、ため息だけの無気力な毎日。
(かなりやばい雰囲気)

8日目:6月16日(土)晴れ
捜索/2人で終電午前2:00〜3:30 10:30〜12:30 21:00〜22:30 範囲を広げポスティング180枚
そろそろ2人だけの捜索も限界を感じ始め、猫の探偵さんにお願いしようということに。

しかしここでお互いが言葉足らずだったため、頼む頼まないで結婚以来始めての喧嘩。イライラと疲れからだと分かってはいましたが、私は号泣、主人もかなり怒っている。でもちゃんと話し合い「喧嘩していてもガトは帰ってこない。ここは探偵さんのスキルに掛けてみよう。」ということで、まずは明日会ってみることにしました。この夜に猫探偵さんからこれまで配布したチラシについてメールでアドバイスを受けました。この日は21:00〜22:30と捜索とポスティング100枚。(この夜は猫5匹と遭遇)
27:00まで送っていただいたチラシを参考に作成し直しました。
 

ガトの捜索記 その2 2007年07月06日(金)

  【直後の行動】
ガトを見失った直後はかなりパニックになっており、「どうしよう、どうしよう、ガト。ガト」と叫びながらオロオロしていました。見失った付近の猫好きなIさんが、「うちのほうかしら。どうぞ入って捜してみて。」と声を掛けて頂きすぐに通路や庭を捜しましたが、どこにも見当たりませんでした。
また、すぐそばの踏切近くの自宅前で砂遊びをしていた女の子にも「ここに猫が来なかった?」と聞くと見ていないという返事。その時点で道路も踏切も渡っていないと思い込んでしまいました。
後で考えるとガトを見たという男性の名前も連絡先も聞いていなかったことが失敗でした。
その時にガトがどこへ逃げ込んだか(どのお宅へ飛び込んだか)を聞くことをしなかったため、後々捜索の時にエリアが絞り込めない状況になってしまいました。

動物病院の先生になにかアドバイスをいただこうと病院へ立ち寄りました。
先生は「近くにジッとしていて遠くへは行っていないはず。捜すなら建物と室外機の間の狭いところとか。まずはチラシを作って付近の方に知ってもらい情報をもらった方がいいです。」と

急いで自宅へ戻り、泣きながら取り急ぎ30枚ほどのチラシ(A4)を作成しました。
見失った付近のお宅へチラシをポスティングし道行く方にも聞き込みをしました。
また電柱にポスター(ビニールに入れ)を目立つように貼りました。
雨が降り始めた12:30頃には主人が帰ってきてくれ、一緒に捜し始めました。
次第に雨がひどくなり駅の近くのため踏切もひっきりなしで猫の鳴き声なんて全く聞こえない状況でした。

夕方まで捜しましたが、何の手がかりもないまま動物病院に再度相談へ。
「逃げた場所の近くにいると思うけど、おそらく今日はジッとして動かないはずだから無理でしょう。見つかるまでには1週間から10日間はかかるかもしれない。」
「えっ!1週間!そんなに・・・(@_@)」愕然としました。

この日は23時頃まで捜しました。
夕方から降り始めた雨は雷の鳴る豪雨で心配と後悔が押し寄せてきました。
私がちゃんと扉を閉めたことを確認しなかったばかりに・・・後悔ばかりでした。「この大雨の中どこにいるのだろうか。ビショビショに濡れて風邪なんて引いていないだろうか。」と眠れない1日目が過ぎました。
 

ガトの捜索記 2007年06月29日(金)

  病院から家路の帰宅途中でケージの鍵が上手く閉まっていなかったため脱走をはかり行方不明になってしまった猫のガトちゃんの発見されるまでのエピソードを今後の参考としてお役に立てればと思い数回に分けてご紹介します。

ガトの捜索記 その1.

ガト(黒白)オス、3才、去勢済み、室内飼い
場 所:東京都世田谷区 私鉄沿線の住宅密集地
状 況:動物病院での治療の帰り/(自宅から離れたところで迷子になった)

【きっかけ】
6月3日(日)
自らか、誤ってか25度を超えた晴天の日、ガトはベランダから玄関の庇に着地したために、熱せられた庇でパット(肉球)に火傷を負ってしまいました。パットをしきりに舐めていることと、あまり動かないことで様子がおかしいと気づいたのは2日ほど経ってから。その時にはすでに水泡ができており土曜日に病院へ治療に連れていくことに。

6月9日(土) 曇りのち雷雨
朝一番(8:30)でキャリーケース(ペットボイジャー)に入れ自宅から約400mの所にある動物病院へ。
いつも病院では暴れるためホテイ袋に入れられ肉球の火傷を治療。パットの間の毛をカットし、消毒。
10:20頃、治療が終わりガトをキャリーケースに入れ、自宅へ歩いて帰っていました。
病院からわずか45mの所でキャリーケースを持っていた手を持ち直そうと傾けてしまったとたん、きちんとしまっていなかったキャリーケースの入り口が開いてしまい、ガトが飛び出してしまいました。
一瞬の出来事でした。

飛び出した直後はマンションの入り口付近は全くの行き止まりだったためドア横の明かり取りFIXに思いっきり激突。かなり強打したようでした。ガトはそのままUターンし、駅に向かってくる人を避けながら猛ダッシュで走って行ってしまいました。
私は持っていたキャリーケースをマンション前に投げ捨て、ガトを追いかけましたが当然追いつくことはできませんでした。パニックになった私は、道行く人に「黒い猫が走ってきませんでしたか?」と泣きながら聞くのが精一杯でした 。・°°・(>_<)・°°・。
尋ねた方は「見たよ」と答えて頂いたので、この辺りを通過したことは間違いないことだけわかりました。
続く。
 


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